株式会社近畿ファミリー

2017/04/19
 
保険について

旧い保険は入り直した方が良いですか?

随分と前に保険に入りましたが、その当時は仕事が忙しくて保険のことを考える余裕もなく、そのままになっていました。改めて保険のことを考えてみると、以前入った昔の保険のままで良いのか迷っています。テレビのCMでは新しい保険がいろいろ出ているみたいですが、旧い保険は入り直した方が良いのでしょうか?

まずは旧い保険だから「悪い保険」ということではないということを認識していただければと思います。
旧い保険であったとしても、以前から加入しているメリットもあります。
最大のメリットは、加入された年齢が今よりも絶対に若いことです。健康状態も良かったかもしれません。保険商品のパンフレットを見ていただければ分かりますが、年齢が上がるほど保険料は高くなっていきます。年齢的なことだけを考えれば、以前に加入したものの方が保険料が割安である可能性があります。
また、予定利率という点でもメリットが高いです。
ご存知ように日本経済は戦後の高度経済成長期にかけて景気はよくなり、バブル崩壊後から現代にかけては以前に比べると景気が良くなったということはあまり聞きません。これは、保険料を決める予定利率に影響してきます。
日本経済が今よりも良かった時代に加入された保険は、現時点で加入する保険に比べると予定利率が高いことが多く、それは保険料や解約時の解約返戻率に大きな影響を与えています。
 
では、なぜ世間では旧い「保険の見直し」という言葉が言われているのでしょうか?
 
①保障内容が現代の事情に合っていない
 
死亡保険であれば保障内容は保障の対象となる人が「亡くなったかどうか」という点だけですので、時代と共に保障内容が大きく変わるということはありません。
ところが、医療保障やがん保障は時代の変化と共に大きく保障内容が変わっています。
以前は「長い入院を保障」というのがメインでした。ところが近年では、長い入院は減り、高度な医療(手術や抗がん剤)と短い入院がメインになってきています。
しかし、加入している保険が「10日間以上の入院から保障」という内容では、保障内容が現代の医療事情と合っていないと考えられます。
また、がん保険についても同様で、早期発見・早期治療によりがんの治癒率が上がっていますが、その代わりに様々な治療法が出てきています。以前のがん保険の保障内容では対応範囲を超えているケースもあります。
 
②見直すことで安くなる
 
最初に保険は旧い方がメリットがあると書きましたが、そうではない場合もあります。
一つは更新がある保険です。更新を迎えることによって保険料が上がり、それにより新しく入り直した方が安くなったり、保障内容が充実することがあります。
もう一つは、保険会社間の競争の激化により保険料が安くなっていることです。
以前加入した状況よりも、年齢も上がり予定利率が下がったとしても、新しい保険の方が保険料が安かったり、保障内容が充実している場合があります。
 
保険の新旧よりも、自分に合った保障を
 
生命保険選びで大切なのは、新しい保険であるかどうかではなく、自分に合った保障であるかどうかではないでしょうか。
新しい保険、新しい保障を求めることで保険料が上がり、日々の生活にも影響を与えてしまう可能性があります。保険貧乏とはよく聞く言葉ですが、保険で安心を求めるのではなく、ご自身の価値観の中での安心感を得ていただけるお手伝いができればと思っています。