株式会社近畿ファミリー

2017/05/16
 
保険について

自営業者の医療保険の考え方

自営業者の方ほどしっかりと考えていただきたいのが医療保険です。

今回は自営業者の方の医療保険の考え方について書いていきます。

医療保険というと、病気やケガで入院や手術をした時に備える保険です。
「医療保険」という商品名からは入院や手術をした時の医療費に備えるための保険という認識をされている方も多いかと思います。
実際、医療保険は入院の日数や手術の内容等に応じて給付金が支払われる仕組みの保険ですので、医療費に備えるという目的があります。
しかし、それは医療保険に対する考え方の一つです。


これは、大阪にある喫茶店(カフェ)の入り口にあった貼り紙です。
商店街を歩いていると、興味を惹かれるカフェがあったのでコーヒーを飲もうかと立ち寄ってみるとこのような貼り紙で休業されていることが分かりました。
「一時休業のお知らせ
 3月3日より店主の急な体調不良のため一時休業させていただきます。」

私がこの張り紙を見たのは5月16日。既に2カ月以上も休業されていることになります。
この店主の方が体調不良によりどのような状態かは分かりませんが、お店はずっと閉まった状態が続いているようでした。

自営業の方なら容易に想像がつくかと思いますが、2ヶ月も事業を休むのはとても大変な事態です。
特にカフェのような飲食業や小売業など、日々の売上がそのまま収入等に影響を与える業種は、店主の急病により事業が継続できなくなることのリスクは大きいです。

お店を休むということは、お店を空けていない期間は売り上げがないので、当然ながら収入がありません。
その反面、家賃、光熱費、リース料等の固定費、また止めることができなかった仕入れ、飲食店で在庫があれば食品などは使えなくなります。従業員を雇っている方であれば、雇用を継続するのであれば人件費が必要です。また休業をすることでスタッフに辞めてもらうのであれば、急な解雇はできませんので解雇するための一時的な費用も必要となります。

会社員との大きな違いです。
こういったリスクを取ってでも、自営業を続けておられるのは自分で稼ぐという生き方に魅力を感じておられるからだと思いますが、同時にこのようなリスクが存在するのも事実です。

そこで、考えてもらいたいのが医療保険です。
自営業者の方で、上記のように店主が病気やケガをすることで休業する、売上が落ちるという状態が想定できる方は、医療費の補填という目的だけではなく、事業保障という目的からも医療保険の存在は重要になってきます。

医療保険に入るということはそれだけ保険料が必要となりますので、日々の生活や事業への負担となりますが、想定できるリスクに対応できる保険の入り方を一緒にお考えいただき、事業の継続に役立つ保険選びをお手伝いできればと思っています。